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    スケジューラの重要性

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    スケジューラ選定のポイント

    次に、この重要な役割を担うスケジューラを導入する際の選定ポイントについて詳しく考えてみましょう。

    スケジューラのタイプ

    スケジューラに求められる要件
    実用性のある計画立案の自動化
    計画立案時間の短縮化
    視覚性・操作性
    柔軟性・拡張性
    選定ポイントのまとめ

    スケジューラのタイプ

    まず、選定のポイントを考える前に、スケジューラのタイプについて考えてみましょう。
    スケジューラは、大きくカスタマイズ製品とパッケージ製品の2つの種類に分類されます。

    カスタマイズ製品は、ユーザーの要求仕様から構築するため、従来の業務に合わせた開発ができるという利点があります。
    しかし、開発当初から最終仕様が決定出来ないため、開発期間も長く、コストも高く、また完成後の不具合が多く発生するなどの問題点があります。
    完成まで要件が確認できないためかなりリスクの高い製品と言えます。

    これに対して、パッケージ製品は、機種選択が難しいと言う問題点がありますが、購入前に要件を確認でき、カスタマイズ製品より安価であり、バージョンアップにより、いつも最新の製品を使用でき、導入後の立ち上げが早いなどのメリットがあります。ユーザーの導入リスクを低く抑えることが出来ます。

    IT技術の目覚しい進歩により、従来主流であったカスタマイズ製品から、コスト、導入リスクを低くできるパッケージ製品へ
    移行しているのが現状です。
    リスクの高さを認識した上で選定する必要があります。

    スケジューラに求められる要件

    ここでは、主流であるパッケージ製品の機種選定のポイントに注目します。
    各社から販売されているスケジューラは、機能、ロジックが異なっており、選定には慎重な検討が要求されます。
    ここで機種選定を間違えると、無駄な投資になりかねません。

    一般的にスケジューラに求められる要件とは、下記の4点です。各項目について詳しく検証してみましょう。

    実用性のある計画立案の自動化 
    計画立案時間の短縮化
    視覚性・操作性
    柔軟性・拡張性
    実用性のある計画立案の自動化 

    計画の自動化は、コンピュータを用いることで容易に実現出来ます。
    しかし、その際に実用性、いわゆる精度が求められます。
    機能不足により担当者の希望する結果が得られない場合、実施不可能な無意味な計画が立案されてしまいます。
    実用性の無い計画では、自動化しても導入した効果はうまれません。
    実用性のある精度の良い日程計画を自動立案するには、計画担当者のノウハウに対応できる機能が重要です。
    この点は、非常に重要であり、この機能が満足されない場合、導入する意味がありません。
    詳しい内容については、「スケジューラの重要性」の章でご説明をしておりますので、ご参照ください。
    ここからは、実用性のある計画が立案できることを前提に、選定のポイントを考えていきます。

    計画立案時間の短縮化

    まず、立案時間の短縮化について考えてみましょう。
    いわゆる、スピードが求められる点です。
    人手の業務をシステム化することにより、高速化の実現は可能ですが、各社とも処理方法が異なりますので、実データを用いた速さの確認が必要でしょう。
    特に工程数が多くなると、極端にスピードが遅くなるスケジューラもあるようです。


    視覚性・操作性

    次に、視覚性・操作性について考えてみましょう。
    運用を考えた場合、出来るだけ使い易く、見易い、便利なスケジューラが求められるのは当然です。
    スケジューリング結果はガントチャートに表示されるのが一般的で、立案された結果は最終的には担当者が編集します。
    担当者が視覚的に見易い表示内容に変更できることは、基本であり最も重要な機能と言えます。
    さらに、日々の編集時には、結果をガントチャート上で簡単にストレッチしたり、移動する操作性も必要になります。
    また、計画を評価する場合のガントチャートの種類、稼働率などの評価系グラフの多彩さ、また、グラフを視覚的に判断する際には表示や集計などが簡単にできることも重要になります。
    これらの機能はGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)と言われ、運用を考えた場合には、視覚性、操作性に優れたGUIの選択が必要になります。

    柔軟性・拡張性

    最後に、柔軟性・拡張性について考えてみましょう。
    いわゆる、エンドユーザーレベルでのカスタマイズ機能と言えます。
    一般的にスケジューラ導入後、実際に運用を開始すると、様々な運用上のアイデアや問題点が発生します。
    これらの多くは、担当者が自分自身で解決できず、情報システム部やSIベンダーに依頼することが多いと思います。
    しかし、情報システム部やSIベンダーが行う場合、開発費など余計な費用の発生や、他部門との折衝、打合せなど面倒やわずらわしさが生じます。
    これでは、担当者の負荷が増え、本来の業務に弊害を起こす可能性が大きいと言えます。
    そこで、計画担当者であるエンドユーサーが、簡単に、エンドユーザー自身で、運用上のアイディアなどの要望に対応できる機能があれば、費用の発生も無く、本来の業務に影響せずに解決することが望めます。
    以上のことより、選定ポイントとして、エンドユーザーが望む内容を、自分自身で、簡単にカスタマイズできる機能が多いスケジューラを選定することが重要であると言えます。

    選定ポイントのまとめ

    以上まとめとして、実用性のある計画立案の自動化がもっとも重要であり、この機能がないと導入することに意味がないこと。
    その他の選定のポイントとして、高速に立案でき、立案時間を短縮できること、また、運用面からは、視覚性・操作性に優れたGUIを持ち、エンドユーザーレベルでの、拡張性に優れた製品を選択する必要があることが、お分かり頂けたと思います。
    機種選定は導入後の効果に大きく影響しますので、これらの内容を十分御理解頂き、導入の参考にして頂ければと思います。

    実用性のある計画立案の自動化 
    計画立案時間の短縮化
    視覚性・操作性
    柔軟性・拡張性
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