APS/生産スケジューラ[PlanWizard]は、特許(特許第3526516号、特許第4348333号)により保護されております。
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    リードタイムを短縮するために必須な機能として、1個流し機能をご紹介します。
    ( 1個流し生産を行っている場合は、必須の機能です。)
    この1個流し機能を実装していないシステムから立案された生産計画は、リードタイムが非常に長く、結果的に在庫量が
    増大してしまい、企業競争力を低下させてしまいます。
    リードタイムは在庫量に大きく関与するため、在庫量を削減するにはリードタイムを短縮することが非常に重要です。
    リードタイムを短縮し、在庫量を削減する生産計画には、1個流し機能が必須な機能となります。
    弊社システムに実装している1個流し機能は、特許(特許第3526516号)により実現している機能です。

    リードタイムを短縮するには、工程毎にまとめた数量を次の工程へ送るよりも、1個ずつ生産し1個ずつ次の工程へ送る(流す)ことが非常に有効です。
    これに対応できる機能が1個流し機能です。
    製品を任意の数量毎に後工程へ送ることが可能な機能で、全体のリードタイムを短縮することができます。
    後工程へ流す単位は、製品・工程毎に設定が可能です。

    1個流し機能を設定していない場合の割付結果(図1)
    1個流し機能を設定した場合の割付結果(図2)
    後工程に流す単位を任意の数量に設定した場合の割付結果(図3)

    図1の例では、工程毎にまとめて生産しているため、リードタイムが長くなり納期遅れが発生しています。
    それに対して、図2では1個ずつ後工程に流して生産しており、リードタイムが短縮し納期遅れが解消しています。
    リードタイムを短縮することで、在庫量を減らし、生産効率を高めることも可能です。

    また、後工程に流す単位を任意の数量に設定することができますので、実生産に沿った設定を行うことも可能です。
    図3の例は工程1を3個単位、工程2を2個単位に設定した場合です。

    次に、1個流し機能に関連する機能として、1個流しロットまとめ生産機能をご紹介します。
    1個流し機能により分割された1つのオーダーのロット群をまとめて連続的に生産する機能です。
    1個流し機能と併用することにより、非常に効率の良い生産計画を立案することが可能です。
    図4は1個流しロットまとめ生産を設定していない場合の割付結果、図5は1個流しロットまとめ生産を設定した場合の割付結果です。

    ※1個流し機能で、図4のようにロットとロットの間に空き時間が発生した場合でも、他の製品が空いた時間に入ることはありません。
    (他の製品が、1個流しのロットとロットの間に入り込まない制御が働きます。)

    1個流しロットまとめ生産を設定していない場合の割付結果(図4)
    1個流しロットまとめ生産を設定した場合の割付結果(図5)

    次に、1個流し機能とリソース(副資源)の関係についてご説明します。
    1個流し機能で分割された各ロットには、それぞれ前段取り・生産・後段取りに細分化して作業員等のリソースを個別に設定することができます。
    さらに、一連の1個流しの先頭のロットの前には前切替、最後のロットの後には後切替を設定でき、前切替・後切替にも個別に作業員等の
    リソースを設定することができます。
    図6の例は、2工程目の前切替・前段取り・生産・後段取り・後切替にそれぞれ専用の作業員を設定しています。
    このように、前切替・各ロット(前段取り・生産・後段取り)・後切替と個別に作業員等のリソースを設定でき、実際の生産に即したきめ細やかな
    設定が行えるため、実用性のある生産計画を立案することが可能です。

    前切替・前段取り・生産・後段取り・後切替へ個別のリソースを設定した場合の割付結果(図6)
    株式会社ウィザードシステム研究所

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