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  • APS/生産スケジューラ[PlanWizard]は、特許(特許第3526516号、特許第4348333号)により保護されております。

    スケジューラは、大きく分けてカスタマイズ製品とパッケージ製品の2つの種類に分類されます。

    機能が少ないスケジューラの場合、機能要件に対して全てカスタマイズとして対応することになります。しかし、多くのユーザーでは、開発以前に全ての
    要件を出せることはほとんど無く、後になって必要な要件が分かることが多いのです。また、カスタマイズは開発が終了した時点でなければ要件が満たされ
    ているか否かの確認ができないことや、満たしていない場合は、更なる追加費用が発生したりと、最終的には導入失敗に終わるケースが多く、非常にリスク
    が高いと言えます。

    一方、パッケージ製品は、機種選択が難しいという問題点はありますが、購入前に要件を確認することができ、カスタマイズ製品より安価、バージョンアップ
    により常に最新の製品を使用可能、導入後の立ち上がりが早い、などのメリットがあります。また、機能の豊富なパッケージであれば、後から出てくる要件に
    対しても開発することなく対応することが可能です。

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    スケジューラにより自動立案した計画が、実際に製造できないものであれば、その計画は
    全く意味の無いものとなってしまいます。

    製造工程における様々な制約条件や計画担当者のノウハウを反映するためには、ロジックが
    豊富に搭載され、きめ細やかな設定が可能で、実用性のある計画を立案できることが最も
    重要なポイントです。

    また、在庫低減を目標にしている場合は、BWスケジューリングは必要不可欠な要素です。

    そして、人手による計画立案時間に比べ、飛躍的に短縮できることも重要な選定ポイントの
    一つです。

    更に、日々運用していくためには、視覚性、操作性に優れているものを選ぶ必要があります。

    更に、各企業・計画担当者がそのシステムに馴染み易いように、ユーザーの環境にいかに

    合わせられるかという点もとても重要なポイントです。

    APS/生産スケジューラを導入し、実際の運用まで成功させるためには、スケジューリングロジックが非常に重要な問題となります。
    自動スケジューリングより出力される解が、5割にも満たなければ、いくら処理が早く、いくらGUIが優れていたとしても、何千ものジョブを人が
    修正しなければならず、導入しても実際の運用に耐えられませんし、勿論、工場全体最適化等の実現は不可能です。APS/生産スケジューラ
    を選定する上では、スケジューリグロジックが最も重要で、且つ、絶対必要条件となります。

    その点、APS/生産スケジューラ[PlanWizard]は、生産計画特有のスケジューリングロジックを豊富に搭載し、実現可能な生産計画の立案を高速
    に行います。しかも、全てのスケジューリングロジックは、FW/BWの両方で動作します。他社生産スケジューラの様にある種のスケジューリング
    ロジックを使用するには、FWでスケジューリングする必要があるという制限はありません。(※不要な在庫をもたないようにするためには、BWは
    絶対必要条件の筈なのですが・・・)

    そして、PlanWizardのスケジューリングロジックの殆どは、ユーザーによるマスター等の設定で動作するように設計されているため、ユーザーの
    ニーズに柔軟に対応することができます。各種スケジューリングロジックの詳細は、PlanWizard紹介CDの中で音声動画付きで大変分かり易く
    説明しております。

    APS/生産スケジューラを比較する上で注意しておきたいことは、各社のカタログベースでは、同様な機能のような印象を受けるものであっても、
    実際のデータを使用して比較すると全く違う結果となってしまうということを理解しておくことです。例えば、弊社の機能名では、
    工程間接続クリティカル機能(Just In Time機能/TOC自動解析機能)は、切替や要員等の副資源リソースも考慮して工程間接続クリティカル
    を厳守しますが、他社の多くは、切替や要員等の副資源リソースを考慮した場合、工程間接続クリティカルを厳守できなくなります。

    他によく聞くのが、前後前切替&副資源(作業員等)制約&BW割付の条件の組合せで、貼付失敗してしまうため、BW割付ができない等があります。

    このような例は、沢山あります。また、可能であっても、スケジューリング結果の精度は、大きく異なります。

    上記の2つの例(Just In TimeとBW割付)は、在庫を少なくするためには必須な条件ですが、機能の組合せにより実現できないものが多いのです。
    これらが実現できないのでは、導入しても全く意味がないと考えるところも多いのではないかと思います。

    このようにスケジューラを比較するということは、非常に難しく、単純な比較表レベルで比較するのではなく、最終的には実際に自社のデータを
    用いて比較検討されることをお勧め致します。スケジューリング割付の精度によって、在庫等が大きく違い、結果的に会社への利益貢献が
    全く違うものとなるため、単体機能の有無や金額だけでの比較は非常に危険です。

    経験上、導入前に全ての要件を洗い出せているユーザー(SI等を含む)は、ありません。

    多かれ少なかれ、導入後の段階で、必ず、新しい要件が出てきます。しかも、皮肉なことにプロジェクトが進むほど、多くの要件が出てくる
    ケースもあります。 実際の導入に当たっては、このようなケースをある程度想定しておくことが必要です。予算に余裕があるのであれば、
    機能が豊富なものを購入することをお勧め致します。

    また、バージョンアップ等、将来性のある製品を購入することは必須です。現在はクリアできない課題でも、将来的に解決できる可能性が
    あるからです。カスタマイズベースのものは、バージョンアップに対応できず(またはバージョンアップそのものがなく)、課題をクリア、
    もしくはより精度を高めるための最新のテクノロジーを取り入れることができなくなります。また、製品がバージョンアップしても、その技術を
    取り入れるためにホスト等とのインターフェースを改良する必要があるのではあまり意味がありません。

    弊社製品は、ユーザー様のご要望等を踏まえながら、常に最新の生産スケジューリング技術を開発しております。そしてこれをお客様に
    提供し、お客様が常にバージョンアップした製品を使える仕組みを用意しております。また、バージョンアップの手続きもプログラムを上書き
    するだけと非常に簡単です。

    我々は、設立以来、生産スケジューリングを専門に開発しておりますが、スケジューリングというのは、本当に奥が深いものです。
    時間をかければ開発できる、人数をかければ開発できるという分類のものではありません。スケジューリングコア部分を全く開発したことの
    ない人がインテグレータ等としてやって来て、「カスタマイズすれば、何でもできます。」等というのは、スケジューリングについて薄っぺらな
    理解をしている人で、実に無責任な人です。彼らは最後になって「貴社は特殊すぎます。」と言って逃げます。絶対に信じないで下さい。

    株式会社ウィザードシステム研究所

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